「ポンコツ上司」の元で長年働いてもううんざり。
会社の人事異動や組織変更により、今まで上司だった人が他部署に行ってしまいがっかり。
代わりに来た上司は、会社内でも有名な「ポンコツ上司」なんて人もいるかと思います。
- 「なんで、この人なんだ」
- 「俺の仕事増えるじゃねえかよ」
- 「一気にやる気失せたわ」
って、なりますよね?
でも、この「ポンコツ上司」上手く使って対処すれば、あなたの財産になりますよ。
悲観してしまわず、ちょっとだけこの記事読んで「ポンコツ上司」の取扱いを考えて見て下さいね。
ポンコツ上司ってどんな人?
「ポンコツ上司」って、私の主観ですが2通りあると思います。
- 1, 仕事のノウハウがなく、そもそも実力がない「仕事ができない人」
- 2,知識豊富で、実力もあるが「仕事をやらない人」
どちらにしてもダメではありますが、今回記事に該当するのが②の「仕事をやらない人」になります。
力があるのにもったいないですね。
この記事でも取り上げましたが、天狗になってしまって結果として「ポンコツ」になっちゃったんですよね。
どこの会社でも、一人や二人いるもんで「昔は仕事のできる人だったのに」って言われてる人ですね。
①の「仕事のできない人」に当たる上司は、管理職になりたてで、まだ右も左もわからない人をさしています。
この人を「ポンコツ上司」と言ってしまうのは酷ですね。
ただし、①の場合でも長年管理職を経験しているなら話は別です。
実力がないにも関わらず、長年放置してる会社の方が罪深い気がしますが…
どちらにせよ、このタイプと②の「仕事をやらない人」の使い道と対処法は一緒です。
あなたの感じている、あなたの「ポンコツ上司」はどのタイプか、しっかり見定めて下さいね。
スキルアップに利用しましょう
この「ポンコツ上司」の使い道というか考え方になりますが、自分のスキルアップの手段として利用してみてください。
そもそも、この手の上司は本来自分の仕事であるにも関わらず、平気で部下に仕事を投げます。
そこで、あなたは
- 「こんな高度な仕事はできない」
- 「失敗したらどうしよう」
等の、不安が生まれます。
ですが、少し考えてみて下さい。
仮にあなたは現場の班長。かたや、あなたの上司は「係長」だっととしましょう。
あなたは、係長職の仕事を受け持つ事になりました。
不安もあるだろうし、そもそも自分の仕事ではないので「係長」に対してのフラストレーションも溜まるでしょう。
でも、その「係長」の仕事は、本来ならば「係長」しかできない仕事です。
(ここ、テストにでるのでしっかり覚えてくださいね。笑)
あなたが係長になって、やっとできる仕事を「班長」でありながら、行えるのは十分メリットになるんですよね。
その根拠ですが、当然あなたの上司である「係長」に与えられた仕事の責任は「係長」にあります。
ですが、あなた(班長)に仕事は投げられました。
責任もあなたでしょうか?
「ポンコツ上司」にありがちなんですが、あなたがその業務に失敗したとして「〇〇君に仕事を任せたんで…」
なんて、平気でそのまた上司に報告します。
ですが、本来のその業務の責任は「係長」である、あなたの上司です。
誰に仕事を振ったとしても、最終的な責任は上司である「係長」であるのは必然です。
なので、あなたの失敗は責任を伴わないものになります。
失敗したら、ネチネチつついてくる人もいますが、右から左でオッケーですよ。笑
逆に言えば、あなたが大成功を収めたとしたら、あなたの評価も上がりますが残念ながら上司(係長)の評価も上がります。
すっごくイライラしますね。笑
ここで、さっきの「係長しかできない仕事」です。
「ポンコツ上司」の評価も上がってしまいましたが、あなたは係長職の仕事を振られたのにも関わらず結果を出しました。
損した気分になりますが、あなたが「係長」になった時はどうでしょうか?
すでに今回受けた仕事はできる状態からのスタートです。
これって、大きなメリットになりませんか?
私の上司も「ポンコツ上司」なんですが、私の職位上がった時、無茶振りのお陰?で
すんなり新たな職位につけましたよ。笑
「ポンコツ上司」って、仕事無茶振りしてきてイライラしますけど、どんどん仕事受けちゃって下さいね。
考え方によっては、ノーリスク・ハイリターンになりますよ。
上司の上司への報告は意味を成さない
一度は考えると思いますが、その「ポンコツ上司」、
「どこかいってくれないかな」
「もっと、上に報告してやろっかな」
怠慢を公表して、奈落の底に突き落としたくなりますよね?
ちょっとまってくださいね。
場合によっては、せっかく築いたあなたの評価まで下げてしまいかねませんよ。
まず、「ポンコツ上司」の上司もポンコツである可能性があるのが一点あります。
長年、「ポンコツ上司」を放置しているとすればその長い期間、怠慢も気づけない様な人に報告する事になります。
効果が見込めるでしょうか?
煙たがれるか可能性が大いにあり、あなたの評価も下がりかねませんね。
もう一点、その「ポンコツ上司」の昇格の際、上司の上司にあたる人も人事に少なからず絡んでいます。
ということは、あなたの上司を評価し昇格させた人に告げ口する事になります。
暗に、上司の上司を否定する事に繋がってしまうんですよね。
なので、「もっと上に報告してやろっかな」作戦は、控えた方が無難です。
では、どうすればいいんだよってなりますが、最も効果的な手段は
放置 です。
仕事もしないで、無茶振りばかりする上司ですが現状維持でいいです。
ただし、不意に風の噂などでポンコツ具合が広まり「本当にポンコツなのか?」の調査が始まる事があります。
その時が来たら、ちゃんと報告してあげてくださいね。
その環境で仕事をこなしてきた、あなたの努力も報われるでしょう。