時期的に、新しく会社に勤めだす方も多いですね。
一生懸命、就職活動を行い入社した会社。
できれば、長く勤めて収入を安定させ家庭環境も充実させたいものですよね。
そこで、今回は入社後仕事を覚える前に、ぜひ行っていただきたいサービス残業の有無の確認について記事を書きたいと思います。
確認の手順や、対処法、サービス残業を行う事で生じるデメリットを書いています。
将来のプライベートな時間確保の為、しっかり吟味して下さいね。
サービス残業って?
まず、サービス残業とは?って事ですが、その名の通り無償で残業する事になります。
労働対価に見合う給与の支給は、会社の責務ではありますが、実際サービス残業は横行しています。
会社側がサービス残業がある事を見て見ぬふりしているケースと、一部の職場や部署のみで会社側が実態を把握していないケースがあります。
どちらにしてもダメですけどね…(¯―¯٥)
そして、サービス残業を行わなければいけないケースは個人によっても異なってきます。
ケース1 仕事のボリュームが多い
サービス残業を行わなければいけないケースとして一番多いのではないかと思うのが、
「絶対的な仕事量の多さ」です。
個人がさばける仕事量は、能力により若干異なりますが、サービス残業が慢性化している会社は、個人でさばかなくてはいけない仕事量が、絶対的に多い傾向です。
特に、能力が高くマルチな才能を発揮できる人材は、求められる仕事量も必然的に多くなり、結果サービス残業で溢れた仕事をこなすようになります。
こんなデメリット
この章では、サービス残業を行う事で生じるデメリットを紹介します。
まず、お金ですね。
そもそも、残業代が含まれれば収入はあがりますが、サービスなので残業代はゼロです。
月給制で、残業代を含む給与ならば問題ありませんが、日給制であれば被害は深刻ですよ。
次に、時間です。早く帰れるにも関わらず残業をし、しかもサービス。
時間を浪費しているのは、言うまでもありませんね。
この時間。趣味に費やしたり、家族の為の時間に当てれれば…
と、なるのが関の山ですね。
時間に加え、肉体的疲労も挙げられます。
ただでさえ、残業は疲労を高めるものですが、サービスとなると精神的な疲労も高くなります。
確認方法
サービス残業はデメリットばかりなのは明白です。
ですが、入社後すぐサービス残業の有無を確認するのは、コミュニケーションが取れていないと難しいですね。
なので、早くサービス残業の有無の確認をする方法を紹介します。
まず、先輩や上司が退社する時間まで残業を付き合ってみて下さい。
後日、その残業時間と勤務表に記載された残業時間に相違がないか確認。
相違がなければサービスではない事になりますね。
逆に、勤務表では残業時間ゼロなのに実際は2時間・3時間残っているならサービスですね。
また、パートさんに聞き込みするってのも有効な手段です。
パートさんって、情報量がハンパないんですよね。汗
残業等の実態の他、良い人・悪い人の分別や実際の給与体制(昇給やボーナス)等の、細かな社内事情まで知っている人も多いです。
また、新人を抵抗なく受け付けてくれる人も多いので、話しやすいってのもメリットですね。
- 勤務表の確認
- パートさんへの聞き込み
入社後は、早めに行ってくださいね。
対処法
サービス残業ありきの会社に勤めてしまった場合、最も効果的なのは転職です。
一生懸命、就職活動を行い、やっと入れた企業だとしてもサービス残業を黙認するような企業では、あなたの将来は苦難を強いられます。
退社し、バイトでもしながら優良な企業を探したほうが結果、近道になりますよ。
その会社で勤め続ける場合は、徹底的にサービス残業しない姿勢で挑むのも良いです。
入りたての会社では、なかなか根性のいることですが、サービス残業ありきの会社でもサービス残業は絶対しないって人はいます。
会社内で、干される可能性もありますが、案外「あの人は残業しない人」と認められる?ケースも少なくありません。
あまりオススメできませんが、「サービス残業と闘う」手段もあります。
これは、会社自体を変える事ですね。
内部告発等で、公な問題にし根本的にサービス残業を排除する手段です。
みんな、サービス残業なんてできればしたくないってのが本音なので、表立って問題にすれば協力してくれる人が現れるかもしれません。
ですが、この方法はある程度のキャリアやコミュニケーションが整っていないと難しいと思われます。
入りたての会社だと、たとえサービス残業を撤廃できたとしても、今後のあなたの立ち位置が厳しくなる可能性が高いです。
総括して、最も無難なのは転職です。
自分は悪くないのに、なんで辞めなければ…
と、なりますが会社はサービス残業してくれれば、単純に経費が浮く事になるので、早々と体質を変えようとはしません。
あなたが変えるにしても、相当な体力が必要になる事は必須ですよ。
辞める気でダメ元で行うってのもいいかもしれませんね。