こんにちは。
先日、TV番組で『北海道小2山中置き去り事件』の真相が放送されました。
私も、子を持つ親として当時この事件の行く末を、祈るようにみていたのを覚えています。
『見つかった』との報道があった時は、自分の事のようにうれしかったのを鮮明に記憶しています。
今回、TV番組を通じて真相がわかり父親として感じた事や見解を書いてみました。
この事件を通じて世のお父様方、今一度子供との接し方·しつけ方考えてみましょう。
躾?虐待?
今回、TV番組で再度この事件がピックアップされネット界隈では、
- これは躾。感動した。見つかって良かった。
- 虐待だろ?この親から離すべき。
等、意見は完全に2極化している様に感じています。
どうなんでしょうね。
短い時間ではありますが、TV番組をみた限りでは凄く子供への愛を感じました。
また、見つかってお父さんが子供に謝ったとき、子供は『お父さん、優しいから許す』と言いました。
(書いてて泣きそうです。)
子供である当人は、そこに嘘がなければ、間違いなく『虐待』とは捉えてないように思います。
(鼻水出てきた。(;_;))
躾と虐待の線引きって、愛を前提とするなら紙一重なのではと感じています。
ただ、愛がなく自身の感情のみでの行動ともなれば虐待ですよね。
お父さんのボーダーライン
今回の事件の発端は、子供が車や人に石を投げつけたのが原因です。
また、注意してもやめなかった…
この行為が、お父さんさんの許容範囲(ボーダーライン)を越したのは言うまでもありません。
どうでしょう。我が子が同じ行為をしたら、『もうするなよ』程度で済むでしょうか?
石の大小にもよりますが、下手したら『人の生死』に関わる問題です。
車に当たったら、ボディのへこみ·窓ガラスの破損等の『人の物への損害』も発生します。
簡単に許すわけにはいかないってのは、ごく自然な流れかと思います。
この行為がどれだけ悪い事なのかを『わかってほしい』、というのがお父さんの心理でしょう。
自分だったらどうする?
やはり、考えるのが『自分だったらどうしただろう?』って点ですね。
鉄拳制裁?
押し入れに閉じ込める?
どちらにせよ、何らかのアクションをとったかと思うんですよね。
私の考えでも、我が子が同じ事を行ったら行動に対する反省を促します。
『悪いことをしたら悪い事が起こる』ってのを身にしみて体感する必要性がありますからね。
言葉だけでは足りない何かが存在しているんですよね。
お父さんも、子供とじっくり話し合いたかったんだと思います。
小学生になると男児は変わる
他の記事のコメントや口コミを見ていると、そもそも親の教育が、悪いから石を投げる子供になったんだとの言葉が散見していました。
こちらの家庭の教育スタイルを知っている訳ではないので、私的には肯定も否定もできません。
ですが、我が子が小学生になって感じた事。
『小学生になったら子供は変わる』
です。これ、身を持って体験したんで事実です。
もちろん、全ての子供がそうなるとは言い切れませんが、割と高確率かと思います。
何故、変わってしまうんでしょうか?
小学生になると同級生·上級生·先生·保護者の数は飛躍的に増加します。
特に、同級生や上級生。
必ず目立った子。言葉遣いが悪かったり、姿勢や行動が悪い子が存在します。
この子達を見習うようになっていくんですよね。(泣)
もちろん、都度説教したりするんですがなかなか言うことをききません。(-_-メ)
我が家も毎晩、言葉遣い等で言い争っていますよ。
保育園児の時は、全くそういう素振りがなかったので、小学校の影響力の高さには少し滅入っているのも現状です。
悪への憧れ
そして、男の子の心の中には『悪に憧れる』って性質があります。
なんか、悪い事を言ったり行動する事に酔ってしまう時期があるんですよ。
酷いと成人しても続きますね。(ーー;)
この『悪への憧れ』が、ちょうど小学校入るぐらいからスタートしているのかも知れませんね。
あなたも子供の頃、親に生意気な事言っていた時期ありましたよね?
小学生ともなると、行動範囲がひろがり言葉も達者になっていきます。
今回のケースは、度を越した『しつけ』なのかも知れませんが、お父さんに悪意があったとは思えないんですよね。
同じ小学生の子を持つ親として、共感できた部分がかなりあります。
また、『お父さん、優しいから許す』の言葉から察すると、お父さんは普段凄く温厚な人の様な気もしますね。
尚の事、今回の子供の行動は許せなかったんでしょう。
個人的に今回の事件は、子供のしつけをどうするべきか?考えさせられました。
やっぱり、余りにも生意気な事や行動を子供が行うと、感情的になってしまう事も多々ありますからね。
親として、常日頃から『子供のしつけ方』十分に意識し行動する事が大事だと、しみじみ感じました。
自責の念
今回の事件。家族に深い傷と絆が生まれたかと思います。
ただ、お父さん。心の傷は癒えてないとかなと。
私も一度、子供の生死に関わるような出来事があったんですよね。
しつけとかではありませんが、子供が不意に道路に飛び出したんです。
本当に一瞬でした。(汗)
交通量がそこまで多くない道路だったんで助かりましたが、見通しも悪い場所。
最悪なケースが十分考えられたんですよね。
あの一瞬は『人生終わった』ぐらいの衝撃力。
その衝撃力が、お父さんには一週間という長い時間降り注ぎました。
想像するだけで耐え難いです。
その時感じた『自責の念』。
多分、色褪せてないかと思います。
私もそうですが、子供が飛び出した場所の近くにいくだけで記憶が蘇ります。
『後悔と反省』がエンドレスループ。
『助かったよかった』という安堵感。
気持ちがグチャグチャになるんですよね。
心中、お察しします。
あの恐怖は、何者にも変え難いですからね。
ただ、私達親は『子供の為』に進まなければなりません。
経験を踏まえて『次、どうするか』後悔と反省を抱きながら進むしかないんですよね。
『自責の念』は、事の大小ありますが世のお父さんもいくつかあるかと思います。
- あの時こうしてれば
- こう言っていれば
沢山ありますよね?
お互い次に繋げていきましょう。
まとめ
今回、『北海道小2山中置き去り事件』で感じた感想と考えさせられた事。
父親目線での見解を書きました。
ちょうど、長男坊が小学生になったのもあり共感できる部分も多々あったんですよね。
世の皆様方がお父さんを責めたい気持ちもあるかと思います。
ただ、少しだけ父親の気持ちを汲み取って上げてくださいね。
心から言える事は、
無事、見つかって本当によかった( ´∀`)
これから、こちらの家庭に沢山の幸が訪れることを祈っています。
また、自分も同じ子を持つ親として、もっもっと子供の事を考えていかなければと、身を引き締める事ができました。
皆さんも、『子供のしつけ』今一度振り返って、改善や分析してみて下さいね。