こんにちは。
今回は、平社員から管理職になった方へ向けて優先すべき『部下からの信頼』について書いていきます。
管理職になり、辛い時期を送る方の手助けになれば幸いです。
順調に管理職を全うしてる方には、あまり為にはならないかもしれませんが、お時間あれば見てってください。
最優先は部下からの信頼
冒頭でもお伝えした通り、管理職になって最優先で努めて欲しいミッションは『部下からの信頼』を勝ち取る事です。
『覚える事ばかりなのにそんな暇ないよ』
ってのが現状かと思います。
ですが、部下からの信頼ってのは管理職にとって大きな武器になりますよ。
ちょっと意識すれば、今より格段に仕事がやりやすくなるはずです。
少し面倒ですが頑張りましょう。
得られるメリット
ここで、部下からの信頼を得る事で得られるメリットを紹介します。
- 自分の仕事が楽になる
- 情報が容易に吸い出せる
- 上長からの信頼も勝ち取れる
- 他部署からの協力が得られやすくなる
- 昇給の可能性が高まる
ざっとこれぐらいでしょうか?
まだまだあるような気もしますが…
部下からの信頼を勝ち取ると、貴方の上司からの信頼も同時に勝ち取れ、苦手な業務や出来ない仕事を上司や部下(他部署)も手助けしてくれるようになります。
ついでに、貴方の評価も高まり昇給のチャンスが生まれます。
情報が容易に吸い出せるについてですが、やはり信頼していない上司と、信頼できる上司とでは伝え方が変わりますよね。
平社員の頃を思い出してみてください。
信頼している上司には、よりわかりやすく伝えようとしていたはず。
NO信頼な管理者になった場合
もし、信頼を得ずに管理者を続けた場合起こる悲しい環境もお伝えします。
- 部下からの協力が得られない 又は協力してるフリをされる
- 結果、一人仕事が増え常に仕事に追われる
- 上司から『あいつは部下を扱いきれない』と呆れられる
- 他部署にも情報が回り協力を仰いでも、スムーズにことが運ばない
- 減給や降格の対象になる
上に挙げた真逆になりますね。
私の会社にもこんな人います。
貴方の会社にもいるのでは?
表面上は管理職でも、後ろ指さされ影で笑われる人生になっちゃいますね。
yuhisoshire.hatenablog.com
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駄目な上司の一例も書いた記事です。
お時間あれば目を通して見てください。
信頼される上司になる方法
では、信頼される上司になる方法を紹介します。
ここまで読んでくれた貴方は、早く信頼を勝ち取りたいですよね?
ここからは、少し苦労が伴いますが後々の為にひと踏ん張りです。
矢面に立つ
タイミングにもよりますが、手っ取り早く信頼を得る方法として矢面に立つ手段があります。
会社って何も問題なく順風満帆には進みません。
ことの大小はありますが、常に何かしらのトラブルが発生しているかと思います。
特にでっかいトラブルともなると率先して動ける人は限られます。
二の足を踏むといいますか…
こういうトラブルの時に、部下や他部署に丸投げにするのと、自分が率先して頭を突っ込むのではどちらが魅力的でしょうか?
多分、後者の管理者の方が魅力的だし尊敬できますよね。
人が『やりたくないなぁ』って仕事を率先して行ってみましょう。
何かしらの変化が産まれてきますよ。
デスクワークのみに集中しない
次に挙げるのは、仕事内容です。
管理職になると、どうしてもデスクワークが増えます。
デスクワークのみの会社では関係ない話ですが、私の会社は現場と事務所がある環境です。
こういう環境だと、現場で作業している部下達はデスクワークばかり行う管理者を敵に感じてきます。
『机に座ってばかりでいいな(嫌味)』
ってなっちゃうんです。
管理者は管理者で大変なんですけどね…
改善策として、デスクワークがメインでも必ず一日のうち一割でも現場にでるようにしましょう。
部下からの見る目が変わってくるはずです。
計画(準備立て)は周到に
PDCAという言葉はご存知でしょうか?
社会人になると、いつかは遭遇する言葉かと思います。
- P=plan(計画)
- D=do(実行)
- C=check(評価)
- A=ack(改善)
4つの英単語の頭文字をとった言葉です。
何かプロジェクトを開始する時、まずは計画を立て計画を基に実行し、実行後作業の確認·評価を行い、悪い点を改善するという仕事の手法ですね。
管理者になると、もちろん全てに関わることになりますが、計画(plan)は特に周到に行う事をおすすめします。
全ての始まりになる計画立ては、本当に重要でリスク管理等も必要になってきます。
計画通りに事が運ばない事も考えながら計画を立てましょう。
イレギュラーの際、どうするかリスト化しとくのも良いですね。
この計画が行き当たりばったりの計画だと一気に上司·部下からの信用を無くす事に繋がるので細心の注意を払ってください。
個の力(圧倒的な実力)
信頼や尊敬される上司になるには、個の力も大切になってきます。
やはり、知識が豊富で行動力に優れている管理者には部下がついてきます。
知識を蓄えるには勉強しかありませんが、上に挙げた『矢面に立つ』事を常に行っていれば、嫌でも知識はついていきます。
事前に起こりそうだなと感じているトラブル等に関しては、あらかじめネットで調べておくと良いですよ。
少しの予備知識で解決できる事も多いですからね。
圧倒的な実力って、そう簡単に身につくものではありませんが、『こうなりたい』と意志をもって取り組めば、自ずとなりたい自分に近づいていきます。
まずは、今の自分に足りていない力を探ってみましょう。
まとめ
今回は新しく管理職についた方へ向けて記事を書かせていただきました。
なりたての頃って、意味不明の不安にかられたりしますからね。
まずは、信頼される上司を目指してみてはいかがでしょうか?
私が特に感じているのは、PDCAです。
上位職になればなるほど、このクオリティが求められます。
ここがしっかりしていると、部下も然りですが、他部署や上司にも評価されるようになります。
意識してみてください。
この記事が新しく管理職についた方の何かしらのヒントになれば幸いです。
それでは。